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天神社

名称 天神社
住所 610-0342 京都府京田辺市松井里ケ市1
拝観時間
拝観料金
URL

松井区民の心のふるさと松井の氏神を祀る「天神社」は、府道八幡・富野荘線の近鉄京都駅、新田辺駅前から4km、京阪八幡駅前から6km、JR学研都市線(旧国鉄片町線)松井山手駅より1kmの位置にあり、上記の各駅から京阪宇治交通のバスに乗車すれば、「松井」停留所で下車してそこから西へ徒歩5分のところにある。
当社の祭神は最高地点の、海抜40mで、生駒山地の北部にあり、地質は、新生代四紀洪積層の砂層から構成されている大阪層群の地層の上に祀られている。従って当社への参詣は上下二つの階段を上ってすぐに本殿があり、そこに祭神が祀られている。
道中には、樹齢数百年を経た大木が茂り、その森の中には、リス・ムササビを始めトンボ・蝉等の生き物が棲息している。
春の若葉やまた秋になって紅葉した頃のその美しさは格別である。この美しい森の上方に私達の心のふるさと天神社がある。その祭神を祀られた起源は古く、第60代醍醐天皇の延喜5年(907)に編纂された神名帳に記載されている式内社である。境内には、この本殿の外に愛宕社・松尾社・八幡宮・厳島神社・山神社等多くの神々を祀るお社がある。本殿の北の方へ行くと、周辺の景色が一望でき、その素晴らしさは格別である。以前昭和初期頃には、近隣町村の小学生が、春や秋の遠足に当社の境内に来たことがあった。
また、当地に住んでいる現在かなり年輩の方々の子供の頃には、境内で遊んだり、また秋には椎の実を拾い集めて楽しんでいた。
恒例の秋祭りには、境内に太鼓が出されて、大人や子ども達が、大勢きて順番に「インナリ山のキツネドンカイカイツクツ・カイツクツ」と爽快なリズムで、夜遅くまで楽しくたたくその音は、遠く隣村まで聞こえていた。このように氏子の方々に古くより親しまれてきたこの太鼓は、今日所誦「無形文化財」に匹敵するだけの価値があるのではなかろうか。
なお、この天神社境内の近くには、古墳時代末期の横穴古墳の遺跡があり、ときどきここを訪れる人々がいるようである。


京都府京田辺市松井里ケ市1

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