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御霊神社

名称 御霊神社
住所 神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9
拝観時間
拝観料金
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当社の創建は平安時代末期と推定され、当初は関東平氏の祖霊を奉祀していたが、後鎌倉権五郎景政(かげまさ)公一柱となる

源頼朝公始め幕府の崇敬篤く「吾妻鑑(あづまかがみ)」に御霊社鳴動して奉幣するなど所処に記事散見する奇瑞ある神社として有名である

祭神景政公は桓武天皇の末裔、鎮守府将軍平忠道を祖父とし父鎌倉権守景成の代より鎌倉に住し、鎌倉党武士団を率いる一方現在の湘南地域一帯(戸塚、鎌倉、鵠沼、藤沢、茅ヶ崎)を開拓した開発の領守でもある

景政公十六才にて奥州後三年役(永保3年 1083~応徳4年 1087)初陣す 左眼に矢を射立てられしも屈せずして答の矢を射て相手を斃し(たおし)陣中に帰り、其の矢を抜かんと面部に足を掛けし三浦平太の無礼を刀を構えて叱咤した公の剛気と高い志は歌舞伎にもなり武士の鑑(かがみ)と永く仰がれている

◆由緒
御霊神社は、其の昔、鎌倉近辺には大庭・梶原・長尾・村岡・鎌倉という平氏五家があり、これら五家の祖を祀る神社として、五霊神社が建てられ、これが御霊神社となり祭神し、いつしか武勇で名高い領主の鎌倉権五郎景政公一柱だけを祀るようになりました

この権五郎景政公の命日が9月18日で、この例祭日には昔から面掛け行列という珍しい行事があります。これは、伎楽や舞楽・田楽などに使われる特異な面を十人衆がつけ古いいでたちで街の中をねり歩く県指定の文化財です

此の十一面の中に「福禄寿」が含まれており、此れにちなんで「福禄寿」が宝物庫に安置されています

神奈川県鎌倉市坂ノ下4-9

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