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渉成園 (枳殻邸)

名称 渉成園
住所 600-8190 京都府京都市下京区東玉水
拝観時間 9:00~17:00 11月~2月は拝観時間9:00~16:00
拝観料金 庭園維持寄付金 500円以上(ガイドブック贈呈)※高校生以下250円以上
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「お東さん」と京都市民に親しまれている真宗大谷派の本山真宗本廟(東本願寺)の庭園。周囲に枳殻(からたち)が植えてあったことから枳殻邸とも呼ばれている。
平安時代初期、嵯峨天皇の皇子左大臣源融が奥州塩釜の風景を偲んで難波から海水を運ばせた六条河原院苑池の趣向を取り入れている。
1641年、徳川家光によって現在の土地が寄進され、さらに、1653年、本願寺第13代宣如上人の願いによって石川丈山が作庭。江戸期の二度にわたる大火により建物はすべて類焼したが、明治初期に復興された。
春は梅や桜、夏は菖蒲や睡蓮、秋には紅葉と四季折々の風情を楽しむことができ、1936年には国の名勝にも指定されている。

◆由緒
東本願寺の別邸で、周辺に植えられた枳殻(きこく)(からたち)の生垣にちなんで枳殻邸とも呼ばれる。
寛永18年(1641)、この地を徳川家光から寄進を受けた本願寺宣如上人が、承応2年(1653)、石川丈山らとともに庭園を築き、別邸としたところである。
もとは、鴨川に達する広大なものであったが、現在でも200メートル四方の大きな庭園である。
この地は、平安時代の初め、左大臣源融が奥州塩釜(しおがま)の風景を模して作った河原院の跡に近いという伝承があり、作庭に際し、印月池(いんげつち)と呼ばれる広い池を中心に、池には島を浮かべて石橋や土橋で結び、周囲には樹木を茂らせ、源融をしのぶ名所も作られて、平安朝の面影を再現している。
園内には、楼門傍花閣(ぼうかかく)、書院ろう風亭(ろうふうてい)、滴翠軒(てきすいけん)、臨池亭(りんちてい)、茶席漱沈居(そうちんきょ)、縮遠亭、持仏堂の園林堂(おんりんどう)、橋廊の回棹廊(かいとうろう)などいずれも安政大火後の再建であるが、庭園によく似合った建物が配されている。

京都府京都市下京区東玉水

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