當麻寺 中之坊

當麻寺は、奈良県葛城市にある7世紀創建の寺院。法号は「禅林寺」。山号は「二上山」。創建時の本尊は弥勒仏であるが、現在信仰の中心となっているのは当麻曼荼羅である。宗派は高野山真言宗と浄土宗の並立となっている。開基は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされるが、草創については不明な点が多い。

九品寺

九品寺(くほんじ)は、奈良県御所市楢原にある浄土宗の寺院。山号は戒那山(かいなさん)。本尊は阿弥陀如来。境内や裏山には「千体石仏」と称される多数の石仏がある。 この寺の創建年代等については不詳であるが、奈良時代の僧行基によって創建されたと伝えられる。中世には御所城主楢原氏の菩提所であった。永禄年間(1558年 - 1570年)観誉弘誓によって現在の浄土宗に改められた。

船宿寺

船宿寺(せんしゅくじ)は、奈良県御所市五百家にある高野山真言宗の寺院である。山号は醫王山。ツツジの名所として知られている。 寺伝によると、東大寺の再建に力を尽くした行基が葛城の地を訪れた際に夢枕に老人が現れ、「ここから東の山に船形の石がある。その上に薬師如来像を祀るように」と告げられた。行基は、これに従い、お告げ通りに発見された石の付近に庵を建てたのが始まりとされる。

石光寺(染寺)

石光寺(せっこうじ)は、奈良県葛城市にある浄土宗の寺院である。山号は慈雲山。本尊は阿弥陀如来。出土遺物等から飛鳥時代後期(白鳳期)の創建とみられる古寺で、中将姫伝説ゆかりの寺院である。境内には中将姫が蓮糸曼荼羅を織成する際に蓮糸を染めたという井戸「染めの井」と、糸を干したという「糸掛桜」があり、「染寺」と通称されている。観光的にはボタンの寺として知られ、境内にはボタン、シャクヤク、アジサイ、サクラ、サルスベリなどが植えられている。関西花の寺二十五霊場20番札所である。 役小角の開山と伝えられる。『元亨釈書』等に記載される縁起によれば、天智天皇(在位668〜671年)の時代、霊光を放つ大石が見つかり、天皇の勅命を受けてこの石に弥勒如来を彫らせ、堂宇を建立したのが始まりとされる。1991年(平成3年)には弥勒堂改築に伴う発掘調査の結果、飛鳥時代後期(白鳳期)の石造如来坐像、瓦、塼仏が出土した。この時の発掘調査で、平面五間x四間の堂跡が検出され、前述の石仏はこの堂に安置されていたものとみられる。また、境内に飛鳥時代後期といわれる塔の心礎がある。