名称 | 今宮神社 |
住所 | 603-8243 京都府京都市北区紫野今宮町21 |
拝観時間 | |
拝観料金 | 無料 |
URL | http://www.imamiyajinja.org/top/index.html |
平安期以前から疫病鎮めに疫神を祀った社があったといわれる。
994年(正暦5)都の悪疫退散を祈り、御輿を造営し紫野御霊会を営んだのが今宮神社の起りである。現在の社殿は1902年(明治35)の再建。
「阿呆賢さん」と呼ばれる神占石は叩くと怒るともいわれ、撫でて軽くなれば願いが叶うとされる。四面仏石(現在は京都国立博物館に寄託)などが有名。
4月第2日曜のやすらい祭は京の三大奇祭の一つ。
徳川五代将軍網吉の生母 桂昌院の氏神社として、良縁開運「玉の輿」のご利益を願う人で賑う。
◆由緒
大国主命・事代主命・奇稲田姫命の三柱をまつる神社で正暦5年(994)に船岡の上に創立されたといわれ、疫病の神として信仰が厚い。一条天皇は疫病除のために御霊会を修せられ長保3年(1001)に初めてこの三柱を現地に勧請せられた。
本殿は明治35年(1902)の再建で、その西にある疫神社は本社が鎮座される以前からあったといわれ、素盞鳴命を祀る。
今宮の名は、この古い疫神社に対し、新しい宮を意味する名称である。
なお、4月の第2日曜日に当社で行う「安良居祭」は桜の開花の頃に行う病鎮めの祭事であり、京都の奇祭の一つとして知られている。
京都府京都市北区紫野今宮町21