
名称 | 法観寺 |
住所 | 605-0827 京都府京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町388 |
拝観時間 | 10:00~16:00 |
拝観料金 | 中学生以上400円 *小学生以下拝観不可 |
URL |
東山区八坂通下河町東入。
通称「八坂の塔」と呼ぶ。
飛鳥時代、八坂氏の氏寺として創建された古刹。
高さ46メートルの五重塔(重文)は、1440年(永亨12)足利義教の再建。他に薬師堂、太子堂が残る。
塔は東山の景観に欠かすことのできない存在。臨済宗建仁寺派有料。
◆由緒
霊応山(れいおうざん)と号し、臨済宗建仁寺派に属する。
寺伝によれば、聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げにより建立し、往時は延喜式七ヶ寺のひとつに数えられ隆盛を極めたが、現在は八坂の塔(五重塔)と太子堂、薬師堂の二宇を残すのみである。
八坂の塔は本瓦葺5層、方6メートル、高さ46メートルの純然たる和様建築で、白鳳時代の建築様式を今に伝えるものである。創建以来度々災火により焼失したが、その都度再建され、現在の塔は永享12年(1440)に足利義教(よしのり)によって再興されたものである。塔内には本尊五智如来像5体(大日、釈迦、阿しゅく(あしゅく)、宝生、弥陀)を安置し、須弥壇(しゅみだん)の下には古い松香石製の大きい中心礎石があり、中央には舎利器を納めた3重の凹孔が残っている。
寺宝として、塔を中心に当時の社寺を描いた紙本著色八坂塔絵図のほか、足利義教画像、法観雑記など貴重な文化財を蔵している。
京都府京都市東山区八坂上町388