名称 | 落柿舎 |
住所 | 616-8391 京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20 |
拝観時間 | 9:00~17:00 入場開始:冬期1・2月は10:00 施設終了:冬期1・2月は16:0 |
拝観料金 | 通常 団体割引 障害者割引 大人 250円 200円 無料 大学生 250円 150円 高校生 250円 150円 中学生 200円 150円 小学生 無料 団体割引10名以上 |
URL | http://www.rakushisha.jp/ |
ここは、蕉門十哲の一人として名高い向井去来(慶安4年(1651)~宝永元年(1704))の閑居の跡として知られている。
当時、庭にあった四十本の柿の実が一夜のうちにほとんど落ちつくし、かねて買約中の商人を気の毒に思って価を返してやった。
これが落柿舎の名の由来である。
芭蕉も晩年、三度当庵を訪れて、名作「嵯峨日記」を著した。
庭には去来のよんだ 柿(かき)主(ぬし)や梢(こずえ)はちかきあらし山 の句碑がある。
去来は長崎の生まれ、芭蕉に師事して俳諧を学び、その芭蕉をして「洛陽に去来ありて、鎮西に俳諧奉行なり」といわしめた。
かつて武人であった去来は極めて篤実真摯な人柄で、芭蕉に仕えるさまは、ちょうど親に対するようであった。
その句 鴨なくや弓矢を捨てて十余年 はよく知られている。
京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20