You are here
Home > 京都 > 寂光寺(囲碁本因坊の寺)

寂光寺(囲碁本因坊の寺)

名称 寂光寺
住所 606-8352 京都府京都市左京区仁王門通東大路西入北門前町469
拝観時間
拝観料金 無料
URL

妙泉山(みょうせんざん)と号する顕本(けんぽん)法華宗の寺院である。  
寺伝によれば、天正六年(1578)に日淵(にちえん)上人により創建され、はじめ久遠院(くおんいん)と号し、室町出水(上京区)にあったが、後に寺町二条(中京区)、更に宝永五年(1708)にこの地に移った。  
当寺二世の日海(にっかい)は、寺内塔頭の本因坊に住み、本因坊算砂(さんさ)と号した。
算砂は、碁技を仙也(せんや)に学び、当時敵手なく、織田信長から「名人」の名を贈られた。次いで、豊臣秀吉、徳川家康に碁を教え、以後、本因坊の名称は、碁界家元の地位を持ち、技量卓抜な者が襲名継承することとなった。
二世算悦(さんえつ)、三世道(どう)悦(えつ)を経て四世道策(どうさく)の時、本因坊は当寺から江戸に移った。  
寺内には、本因坊の算砂、算悦、道悦の墓があり、寺宝として、算砂の画像や近衛関白家より拝領の唐桑(からくわ)の碁盤等を蔵している。


京都府京都市左京区北門前町469

Similar Posts