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岬神社(土佐稲荷)

名称 岬神社
住所 604-8023 京都府京都市中京区備前島町317-2
拝観時間
拝観料金
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祭神は「倉(うか)稲(の)魂(みたまの)命(みこと)」と「石(せき)栄(えいの)神(かみ)」の二柱(柱は神様を数える 単位)。
農耕・商売・土木・金工など諸業の繁栄、火難除けなどの 災厄除けにも御利益がある。
社伝では、室町時代初期、鴨川の中州の岬(突端)に祠を建てたのが由来とされている。
その後、祠は鴨川の西岸など数度遷され、江戸時代初期、この付近に建てられた土佐藩の京屋敷内に遷されることとなった。
一般に「お稲荷さん」の愛称で親しまれる「倉稲魂命」を祀るため、「土佐稲荷」と呼ばれるようになる。
以降、土佐藩士のみならず、先斗町・木屋町など周辺の町衆からも「産土(うぶすな)神(のかみ)(地域土着の神)」として熱心な信仰を集め,わざわざ土佐藩邸内に,一般人が自由にお参りするための通路を確保したほどである。
藩士たちの信仰も厚く、坂本(さかもと)龍(りょう)馬(ま)や中岡(なかおか)慎太郎(しんたろう)らも詣でていたと考えられる。
その後、明治維新により土佐藩邸が売却されると共に、神社も移転を余儀なくされ、その後幾多の変遷を経て現在地に鎮座、大正二年(一九一三)には近隣の氏子たちによって現在の社殿が建立された。
氏子地域は、北が三条通、南は四条通、東は先斗町、西は新京極。 例祭は六月十日。近年、氏子たちの力が結集された崇敬会が発足し、明治十年(一八七七)から伝わる神輿も修復され、例祭に巡幸する。


京都府京都市中京区備前島町317-2

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