名称 | 松尾大社 |
住所 | 616-0024 京都府京都市西京区嵐山宮町3 |
拝観時間 | 5:00~18:00 |
拝観料金 | |
URL | http://www.matsunoo.or.jp/ |
渡来人秦氏が一族の氏神として信仰した古い社。
大山咋神・市杵島姫命を祭り、境内に霊亀ノ滝、亀ノ井の名水があり、酒造家の信仰が厚い。
室町初期の作で松尾造といわれる本殿(重文)ほか拝殿、釣殿、楼門など社殿が多く、等身大の神像(重文)は平安初期の作。
4月20日以降初めての日曜の「神幸祭」は1000年の歴史を持つ祭礼。
この祭では七条通の桂大橋上流付近で舟渡御(川渡り)を行うのが圧巻。
桂離宮の対岸の河原斎場で神輿が6基そろって祭典を行う。川原は見物客であふれる。
◆由緒
大山咋神(おおやまぐいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の二神を祀る。
大宝元年(701)秦忌寸都理(はたのいみきとり)が、松尾山大杉谷の磐座(いわくら)の神霊を勧請し、秦氏の氏神として当地に社殿を建立したのが起りと伝えられる。
平安遷都後は王城鎮護の神として、また中世以降は酒造の神として人々の信仰を集めている。
本殿(重要文化財)は、「松尾造(両流造)」と呼ばれる珍しい建築で、天文11年(1542)に改築されたものである。宝物館には、等身大の男神坐像二体、女神坐像一体(ともに重要文化財)が安置されている。
毎年4月の松尾祭には、境内の山吹が咲き乱れ、桂川で神輿の船渡御が行われる。また、7月には御田祭(市無形文化財)が行われるなど、多くの人々でにぎわう。
京都府京都市西京区嵐山宮町3