名称 | 梨木神社 |
住所 | 602-0844 京都府京都市上京区寺町通広小路上る染殿町680 |
拝観時間 | 9:00~17:00 |
拝観料金 | |
URL |
当社は、明治18年(1885)に創建された旧別格官弊社で、三条実萬(さねつむ)・実美(さねとみ)父子をまつり、社名は、三条家の旧邸が、梨木町にあったことに因んでこのように名付けられた。
実萬は、文化9年(1812)以来47年間、光格、仁考、孝明三天皇に仕え、皇室の中興に尽し、幕府と対立し、幕府より圧迫をうけ一乗寺に幽居したが、安政6年(1859)逝去し、忠成公の号を賜った。
実美は、幕末期に尊王攘夷運動の先頭に立ち、東奔西走し、明治維新後は大政大臣に任ぜられ、明治24年(1891)逝去し、正一位を贈られ、大正4年(1915)父を祀る当社に合祀られた。
茶室は、京都御所春興殿(賢所(かしこどころ))の神饌殿を改装したもので、その井戸は、名水染井の一つとして茶人の間にうたわれている。
また、当社は、萩の名所として知られ、毎年9月の第3日曜日に催される「萩まつり」の行事には、多数の参詣者で賑う。
由緒
1885年(明治18)創建、明治維新の功労者三條実万・実美父子を祀る。
手水舎の井戸の‘染井の水’は京の三名水の一つ。
ハギの名所でもあり、9月の中旬~下旬には萩まつりも。上田秋成や湯川秀樹らの歌碑もある。
京都府京都市上京区染殿町680