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海蔵寺

名称 海蔵寺
住所 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目18-8
拝観時間
拝観料金
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鎌倉時代、七堂伽藍を持つ規模の大きい寺があったと伝えられますが、鎌倉幕府滅亡時に焼失し、その後、応永元年(1394)に鎌倉公方足利氏満の命で、上杉氏定が心昭空外を招いて再建され、扇ヶ谷上杉氏の保護を受けて栄えました。

この寺には多くの言い伝えがあります。空外は「那須の殺生石」の話で有名です。仏殿の薬師如来坐像は「啼薬師」、「児護薬師」といわれ、胎内には仏面を収めており、啼薬師伝説があります。

門前には、「千代能が いただく桶の 底脱けて 水たまらねば 月もやどらじ」と歌われたと伝えられる「底脱の井」や、鎌倉時代の遺跡である「十六の井」もあり、水の寺といわれています。

◆底脱の井
この井戸は、鎌倉十井の一つです。

中世の武将の安達泰盛の娘・千代能が、ここに水を汲みに来た時、水桶の底がすっぽり抜けたため、

「千代能がいただく桶の底脱けて、水たまらねば 月もやどらず」

とうたったことから、この名がついたといわれています。井戸の底ではなく、心の底が抜けて、わだかまりが解け、悟りが開けたという投機(解脱)の歌です。

神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目18-8

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