名称 | 豊国神社 |
住所 | 605-0931 京都府京都市東山区正面本町東入茶屋530 |
拝観時間 | 9:00~16:30 |
拝観料金 | 宝物館 一般 団体割引 (30人以上) 大人 300円 240円 大学生 200円 160円 高校生 200円 160円 中学生 100円 80円 小学生 100円 80円 |
URL |
豊臣秀吉は没後、東山阿弥陀ヶ峰に葬られ、壮麗な豊国社に祀られたが大坂夏の陣後、徳川家康の手で取壊された。
現在の社殿は1880年(明治13)に再建のもの。
唐門(国宝)は伏見城の遺構で桃山期の逸品。
境内の宝物館には秀吉遺品を納めた唐櫃(重文)も。
宝物館拝観有料。
9月18日は「例祭」で、旧暦8月18日が祭神・豊臣秀吉の命日に当たる。
翌9月19日、茶道・藪内流家元による献茶式がある。
◆由緒
豊臣秀吉を祀り、一般に「ホウコクさん」の名で人々に親しまれている。
慶長3年(1598)に63歳で亡くなった秀吉の遺体は、遺命により東山の阿弥陀ヶ峯の中腹に葬られ、その麓(現在の豊国廟太閤坦)には、広壮豪奢な廟社が造営された。後陽成天皇より正一位の神階と豊国大明神の神号を賜り、慶長9年(1604)8月の秀吉の七回忌には特に盛大な臨時祭礼が行われた。そのときの様子は豊国臨時祭礼図屏風(重要文化財)に詳しく描かれている。
豊臣氏の滅亡後、その廟社は徳川幕府により廃祀されたが、明治13年(1880)、旧方広寺大仏殿跡にあたる当地に社殿が再建され、別格官幣社として復興された。また、明治31年(1898)には、荒廃していた廟墓も、阿弥陀ヶ峯の頂上に再建された。
正面の唐門(国宝)は伏見城の遺構と伝え、二条城から南禅寺の金地院を経て、ここに移築されたもので、西本願寺、大徳寺の唐門とともに国宝三唐門の一つとされている。また、その両脇の石灯籠は、秀吉恩顧の大名が寄進したものである。
京都府京都市東山区茶屋530