名称 | 閑臥庵 |
住所 | 603-8146 京都府京都市北区鞍馬口町寺町西入新御霊口278 |
拝観時間 | 13:00~22:00 |
拝観料金 | 拝観料 500円 お抹茶(京菓子付)500円 |
URL | http://www.kangaan.jp/ |
黄檗宗。後水尾法皇が御信仰篤く、もと梶井常修院の宮の院邸を献上されたものである。
初代隠元禅師から六代目の黄檗山萬福寺管長千呆禅師を招いて1671年に開山した。
法皇より「閑臥庵」の勅号を賜り御所の勅願所とされた。
十干十二支九星を司る総守護神で、安倍晴明が開眼した北辰鎮宅霊符神が祀られている。
後水尾法皇ゆかりの品々や伊藤若冲の十二支版木、開山三百三十周年記念時に制作した砂曼荼羅など公開されている。
◆由緒
山号を瑞芝山(ずいしざん)という黄檗宗(おうばくしゅう)の寺である。
後水尾上皇が鎮宅霊符神(ちんたくれいふじん)を貴船の奥の院より勧請せられ、隠元禅師(いんげんぜんし)の弟子である千呆和尚(せんがいおしょう)がこれを祀り、王城鎮護の祈祷道場として上皇みずから宸筆(しんぴつ)の額を寄せられた。これが当寺の起りといわれる。
この神は衆星守護をつかさどる神とされ、安倍晴明(あべのせいめい)の開眼と伝えられる。
また、上皇は庭前に桜を植えられたが、その後、咲きにおう花をご覧になって 霞みゆく松は夜ふかき山端(やまばた)の あけぼのいそぐ花の色かな と詠まれたので、それより桜は「あけぼの桜」と名付けられ、寺名も曙寺と呼ぶようになったという。
この桜は惜しくも大正14年(1925)に枯れはてて、現在の桜は近年の植え替えである。
京都府京都市北区新御霊口278