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養源院

名称 養源院
住所 605-0941 京都府京都市東山区三十三間堂廻り656
拝観時間 9:00~16:00
拝観料金     一般 団体割引       (30人以上)  大人  500円 400円 大学生 500円 400円 高校生 500円 400円 中学生 500円 400円 小人  300円 250円 ※修学旅行パスポート持参の生徒は団体割引になる。
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豊臣秀吉の側室淀君が父浅井長政の追善のため文禄3年(1594)成伯法師(長政の従弟)を開山として建立した。
寺号は長政の法号養源院をとったものである。
もとは天台宗であったが、今は浄土真宗遣迎(けんこう)院派に属する。
建立後はほどなく火災にあったので、元和7年(1621)徳川秀忠夫人崇源院が伏見城の遺構を移して本堂を再建した。
この本堂の左右と正面の3方の廊下の天井は、慶長5年(1600)関ヶ原合戦の前、家康の命を受けて伏見城を死守した鳥居元忠以下の將士が自刃した時の板間を菩提のため当寺の天井に張ったものといわれ、俗に、血天井と呼んで知られている。
本堂の襖及び杉戸の絵(重要文化財)は俵屋宗達の筆と伝え、杉戸には唐獅子・白象・麒麟、襖には松を描いている。

◆由緒
豊臣秀吉の側室淀殿が父浅井長政の追善の為、長政の二十一回忌に秀吉に願って養源院を建立し長政の従弟で叡山の僧であった成伯法印を開山とし、長政の院号を以って寺号としたのは文禄三年五月(1594)である。其後程なく火災にあい、元和七年(1621)徳川秀忠が夫人崇源院殿の願により伏見城の遺構を移建したのが今の本堂である。以来徳川家の菩堤所となり、歴代将軍の位牌を祀って居る。

血天井、此の本堂の左右と正面の三方の廊下の天井は伏見城落城の時、烏居元忠以下の将士が城を死守し、最後に自刃した廊下の板の間を天井として其の霊を弔ったもので世に血天井と称して名高い。

宗達襖杉戸絵、此の本堂の襖(十二面)杉戸(八面)の絵は俵屋宗達の筆で、自刃した将士の英霊を慰める為に「お念仏、御回向」にちなんだ絵を画いたもので、杉戸には象や獅子や麟麟等の珍しい行動を画いて居り其の表現が奇抜で新鮮美に溢れ、又曲線美の効果が素晴らしい。

狩野山楽の襖絵、玄関の左の方に太閤秀吉の学問所とした牡丹の間がある。狩野山楽が牡丹の折枝の散らしの図案的な襖絵を描いている。

鶯張廊下、本堂の廊下は総て左甚五郎の造ったうぐいす張りで有名である。

京都府京都市東山区三十三間堂廻り656

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