大悲山の中腹にある。1154年(久寿1)観空の創建。本山修験宗。 崖に張り出した本堂(重文)は、わが国最古の舞台造り建築、修験道場で奈良の大峰山に対し北大峰と呼ばれる。 春はシャクナゲ、秋は紅葉が美しい。雨天と冬期は入山不可。 (仁王門から本堂までの参道は、歴史的自然環境保全地域にて植生物を観察して往復30分。本堂までしか入山できない。山中は立入禁止)
京都
白龍園
田中神社
祭神として大国主命(おおくにぬしのみこと)を祀る。 この付近はもと田中村と呼ばれる村があったが、その産土神(うぶすながみ)として、村民の信仰をあつめてきた神社である。 社伝によれば、弘安年間(1278~88)に祀られたものといわれ、その後、寛永5年(1628)下鴨神社の造替に際し、比良木社の旧殿を寄附せられた。 しかし、その社殿は、宝永3年(1706)の田中村の火災により、社蔵の古文書と共に焼失してしまった。 その後再建された社殿及び拝殿には、三ツ葉丸葵の紋が付けられ、昔の由緒を伝えている。 末社は四座あり、境内社の玉柳稲荷社は、明治25年に、氏子の要望によって建立されたものである。 例祭は、毎年10月23日に行われ、多くの参詣者で賑う。
成願寺
諏訪大社分社
松尾神社
うのもり神社
勝龍寺城
哲学の道
志明院
当山は650年(白雉元年)役の行者が草創。 829年(天長6年)弘法大師が、淳和天皇の叡願により再興、本尊不動明王は淳和天皇の勅願に依り弘法大師の直作と伝えられ、根本中院本尊眼力不動明王は宇多天皇の勅願により菅原道真公一刀三礼の彫刻で以来皇室勅願所として崇敬深く、秘仏として即位に際し勅使を迎え開扉され、宝祚延長、万民安穩の祈願を籠めた。 日本最古不動明王顕現の神秘霊峯である。 皇室の崇敬の一因には鴨川の水源地である洞窟の湧水を敬い、水神を祀り、清浄な鴨川の用水を祈願したと伝わる。水の伝説として有名な歌舞伎十八番「鳴神」がある。 1831年(天保2年)失火により山門を除く殆んどが焼失の悲運にあったが本尊不動明王は災厄を免れた。 その後、熱心な信者により復興された。 市の天然記念物に指定されている境内のしゃくなげ林は4月下旬から5月上旬が見頃。 司馬遼太郎が好んだ山寺で、アニメ「もののけ姫」のタイトルもこの森から生まれたといわれている。