方丈庭園(知恩院内)

大方丈・小方丈に面した庭園。京都市指定名勝。広い池は東山を借景とし、茂る樹々の姿を水面に映して幽寂の世界を創出。 小方丈の東には知恩院所有の国宝「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」を皐月の低い刈込と石によって表わしており、二十五菩薩の庭と呼ばれる。 江戸初期、小堀遠州と縁のある僧、玉淵と量阿弥により作庭されたと伝えられる、池泉回遊式の庭園。

神泉苑

平安京造営の時に設けられた宮中附属の禁苑で、大池には天皇や公家が船を浮かべ、歌や花、音楽を楽しみ、御池通の由来にもなった。 弘法大師空海が祈雨の修法をし、祇園祭の発祥地でもある。 平安の面影を残す境内には願いが叶う法成橋(赤い橋)や、年の恵方を祀る歳徳神がある。 5月には神泉苑祭、11月には神泉苑狂言の公演がある。 創建:794(延暦13)年 平安建都の年

原谷苑

原谷苑は金閣寺から北西の山間、原谷にある桜の名所で、例年 4月上旬から下旬までと、紅葉の時期の11月下旬~12月上旬に一般公開される。 苑内のさくらは20数種類で400本以上、紅しだれ桜が咲き出し、薄墨桜、染井吉野、メインの八重紅しだれ桜、黄桜、緑桜、菊桜、郷桜などが4月下旬まで順次咲き続けます。