桂離宮

1615年(元和元)智仁親王(初代八条宮)が造営に着手。 約47年後の智忠親王(2代)の代にほぼ完成した別荘。約6万9400平方メートルの敷地に、古書院、中書院、新御殿を主に、池のまわりに書院、茶亭を配し、庭と建築の構成、融合が見事。離宮建築最高の技法と、日本庭園美の集大成といわれる。

仙洞御所

後水尾上皇の御所として1630年(寛永7)に完成した。 御殿は1854年(嘉永7)に焼失したのを最後に再建されず、現在は醒花亭と又新亭の2つの茶室と雄大な庭園が往時の面影を残している。