名称 | 光明院 |
住所 | 605-0981 京都府京都市東山区本町15-809 |
拝観時間 | |
拝観料金 | 志納 |
URL |
東福寺塔頭。1391年(明徳2)金山明昶の開創。方丈前の庭園は波心の庭。
池泉式の枯山水で、州浜型の枯池に三尊石組を配し、背後にサツキやツツジを雲紋になぞらえて刈り込み、雲の上に茶亭蘿月(らげつ)庵があり、月が昇る姿を形どる。
入り口に雲嶺の庭がある。
◆波心の庭
光明を放つ石組みと心和ます苔の美
明徳2(1391)年、金山明昶(きんざんみょうしょう)の創建による東福寺塔頭の塔頭。
別名「苔の虹寺」とも称され、とくに苔の美しい新緑や紅葉時には、ひそやかな禅寺も華やぎを増す。
方丈の前に広がる池泉式の枯山水庭園は、昭和14年、東福寺方丈庭園と同時期に設計されたもので、三玲の初期の名作。方丈庭園とはうってかわって、平安式の洲浜型の枯池に多数の石組みを配している。寺号にちなんで光明をテーマに作庭されており、大海を表す白砂に構成された三ヵ所の三尊石組から仏の光のごとく斜線状に立石が並ぶ。
背後にはサツキやツツジの大刈り込みでダイナミックに雲紋をデザインし、その雲の上には茶亭「蘿月庵」が佇む。これは禅語の『雲ハ嶺上二生ズルコトナク、月ハ波心二落ツルコト有り』によるもので、昭和32年(寄付きは昭和38年)建築の蘿月庵は窓、壁、障子を含めて月を象徴し、「波心の庭」と命名された庭から眺めれば、東の空に月が昇る姿を楽しむという仕掛けになっている。
本堂には本尊である金造佛の釈迦牟尼佛が安置されています。
尚、庭園上の赤い建造物は本堂廊下より庭を見た時民家の見える事を防ぐ建物です。
中央の紅葉は先代の紅葉が枯れて今は二代目です。
石は滋賀県南郷の洗堰の物です。
京都府京都市東山区本町15-809