名称 | 正伝永源院 |
住所 | 605-0811 京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目 小松町586 |
拝観時間 | |
拝観料金 | 常時非公開 |
URL | http://www.shoden-eigenin.com/ |
当院は建仁寺の塔頭寺院の一つで、建仁寺39世無涯和尚が創建し、もと永源庵と称したが、明治6年(1873)廃寺となったため祇園にあった正伝院を此の地へ移し、のち「永源」の名を受けつぎ、いまの名に改めた。
釈迦如来を本尊とし、客殿・庫裡(くり)・鐘楼・唐門のほか、正門の左手に織田有樂斎らの墓がある。
寺宝には有樂斎に関する遺品が多い。
有樂斎は織田信長の弟で、長益と号した。
信長の死後、剃髪し、千利休に師事して茶道の宗匠となった。
晩年は祇園花見小路四条下ルに「正伝院」を再興し、そこで茶道三昧の生活を送ったが元和7年(1621)70才で没した。
有樂斎の墓は正伝院の移転後も旧地に残っていたが、昭和37年秋、有樂斎夫人・息女・孫織田長好の3基とともにここに移された。
現在各地に有樂流の茶道が受けつがれている。
京都府京都市東山区小松町586