名称 | 法輪寺 |
住所 | 616-0006 京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町68?3 |
拝観時間 | |
拝観料金 | |
URL | http://www.kokuzohourinji.com/ |
和銅6年(713)行基(ぎょうぎ)菩薩の開基と伝え、古義真言宗(こぎしんごんしゅう)に属する。
もと葛井(くずい)寺と称したが、弘法大師の高弟の道昌僧正が貞観10年(868)堂塔をおこして法輪寺と改め、弘法大師の修行の遺跡として有名な境内の葛井(かどのい)に姿を現した虚空蔵菩薩を自ら彫って本尊としたと伝える。
奥州柳井津、伊勢朝熊(あさま)とともに日本三大虚空蔵といわれ、智福技芸の守護仏として信仰されている。
天慶年間(938~947)に空也上人が参籠し、勧進によって堂塔を修造した。
本尊は幼年期から成長期に移ろうとする人生の転換期を守護されるというので、毎年4月13日に13才になる男女が参詣する。
これを十三詣りという。
本堂は元治元年(1864)の兵火にかかって焼失したのを明治になって再建したもので、堂内には本尊の傍らに持国(じこく)天、多聞天立像二体(重要文化財)を安置する。
京都府京都市西京区嵐山虚空蔵山町68?3