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積善院

名称 積善院
住所 606-8324 京都府京都市左京区聖護院中町14
拝観時間 9:00~16:30
拝観料金 無料
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聖護院塔頭。聖護院の寺中東隣にある。積善院は鎌倉時代1200年頃の創建とされ、江戸時代建立の凖提堂と明治の初め合併され、積善院凖提堂とも呼ばれる。
本堂には積善院本尊、不動明王(重文)や、光格天皇勅願による凖提観音像を安置。
境内には保元の乱で讃岐に流され、配流地で墳死された崇徳天皇の霊をなぐさめ祭ったという「崇徳院地蔵」(別名・人喰い地蔵)や、聖護院の森で心中した、お俊・伝兵衛の供養塔がある。
毎年二月二十三日には秘仏五大力菩薩が一日だけ開帳され、法要が催される。

積善院は、もと栴(なぎ)ノ坊と号する。聖護院の一院家で、熊野神社の西北方にあったが、大正初年、この地にあった凖提堂と合併され、積善院凖提堂と称するようになった。
本堂には、寛政年間(1789~1801)光格天皇の勅願により、聖護院宮盈仁(えいにん)親王の開眼になる凖提観世音菩薩と、鎌倉初期のもので智証大師の作風を伝える木造不動明王像(重要文化財)を安置する。
境内西北隅には、もと聖護院の森の西北(現京大病院)の野中にあった石造の崇徳院地蔵をまつる。
東南隅には、昭和27年、豊竹山城少椽らの発起によって建てられた「お俊伝兵衛恋情塚」がある。
毎年2月23日におこなわれる五大力尊法要は参詣者で賑う。


京都府京都市左京区聖護院中町14

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